戯言

自社サービスを開発、運営している会社でスクラムマスターをやっている人の戯言です。

スクラムにおける納期

いわゆるプロマネをやっていた人にプロダクトオーナーとして振る舞ってもらう場合によく受ける質問。

 

 

以前は機能Aのリリース日はn月m日。としてプロジェクトを進めることができていた。

スクラムではそれをどうやって実現すればいいのか?

 

 

というもの。

 

そもそも、何故今までは n月m日 にリリースできていたかというと

・たくさん残業して間に合わせた

・実はもっと前に終わっていたけど、n月m日まで待っていた

・たまたま

といった理由であることが多い事をまずは知る必要がある。

 

A機能が本当に重要であるならば、n月m日よりも前にリリースしたいはずだ。

であれば、エンジニアリソースはA機能に集中させるべきだし、A機能として充分に役割を果たすことが出来、且つ、余計なものが一切無いという機能要件を狙えれば、納期を早める事も可能性として充分にあるはずである。

 

スクラムではこういった思考の変化や切り替えがあってこそ

「いいものを早く出す」という事を繰り返し可能とする。

 

それでもプロジェクトの陣頭指揮をとっていた人などにとっては「こんなあやふやなスケジューリングでうまくいくはずがない」と思われがちだ。

そのためにも、スプリントレビューでは動くもので進捗を伝えなければならないし

そのためにはプロダクトバックログを綺麗に保つ必要があって

そのためには定期的なリファインメント、グルーミングの必要があって、、、

 

と、話しが逸れてしまったが

リリース日に間に合わせることができるんですか?と聞かれた時の答えとしては

リリースできそうだと思った時に、すればいいと思います

ということでFA。