戯言

自社サービスを開発、運営している会社でスクラムマスターをやっている人の戯言です。

Scrum Boot Camp The Book を読みました

本日発売ですが、2/8の金曜、待ちきれずに新宿紀伊国屋でフライングゲット

なんやかんやありつつ、今日の午前中に読み終わりました。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

 

自分は2012年05月にCSMとなりましたが、実際のプロジェクトでのスクラムマスター経験は3ヶ月ほどしかありません。

ものすごく濃密で濃い〜3ヶ月のスクラムマスターではありましたが

その後、実際の現場を離れたところで半年間を過ごしたため、色々な勘も鈍くなったり

入ってくる情報も現場と乖離するため、対処療法的なアドバイスしか出来なかったりと

色々とうまく行かない事も多い半年間でした。

 

そんな中、もう一度CSMに行きたいな。。。せめてScrum Boot Camp等で基本を学び直したいという思いが募る中、この本を出版されるとの情報が。

そして真っ先に飛びついてしまった。という背景です。

 

私の場合は「基本を正しく復習したい」という目的で購入しましたが、正に求めていたものでした。

基本的な部分はもちろんですが、プロジェクトが進んでいく中でよくある問題を取り上げ

どのように対処するべきか、その心構えを学ぶことができました。

 

「Scrumは体験して学んでいくための仕組み」だとp266に記載されています。

よく社内でも「サイクルを早くまわすため」にスクラムを〜という話をされますが

早いというのは目的ではなく、チームの成長が可視化されるため「結果的に早くなる」ように感じるのだと思います。

本当に早さだけを追求するのであれば、これまでのやり方を変えずに尻を叩き続ける方が瞬間最大風力は間違いなく早いはずです。

やり方を変えるという学習コストや抵抗勢力、一時的な出力の低下などなど、短期的に見れば良い事だけではありませんが

楽しく成長できる枠組みとして、本当に良く出来た仕組みであると改めて実感しました。

 

余談ですが、勢い余ってtweetしたものにnawotoさんから直々に返信ががが

 

改めて、ついったー凄いなぁ・・