戯言

自社サービスを開発、運営している会社でスクラムマスターをやっている人の戯言です。

ジェフ・パットン 情熱プロダクトオーナー研修に参加しました

http://jp.agilergo.com/23
10/18~19の2日間かけて行われた、ジェフ・パットン氏によるプロダクトオーナー研修に参加しました。 この研修はScrumAlliance公認のCSPO研修でもあり、これで晴れてCSM兼CSPOとなったわけですが。。。
自分の理解がまだまだという事もあり、自分への戒めとして簡単に整理してみようかと思います。
まさにチラ裏。

参加背景

現在は社内でスクラムマスターの方を支援するような、誤解を恐れずに言うと「コーチ」業をやっているのですが
自分がエンジニア出身ということもあり、プロダクトオーナーへの理解が足りていないと常々思っていました。
「プロダクトバックログ」を用意して「優先順位」を付けて下さい。以上!といった突き放しになっていた場面もあったかもしれません。
そういった知識の偏りをなんとか解消すべく、会社の方々にも理解していただき、参加できる事となりました。

研修内容

いろいろとネタバレを含むと不味そうなので割愛します。
タイトルは釣りです。

得られたもの

プロダクトオーナーとして振る舞うのは物凄く大変な事なのだ。という事を改めて気付かされました。
「誰を、どのようにハッピーにさせるのか」を考える場合には様々なスキルが必要とされますが、これらのスキルを全て身につけた人間はそうそういません。
ですので、色々なスペシャリストでProduct Ownership Teamを作る。様々なツールや会話(Conversation)を通じて成功率の高いプロダクトを「発見」する。
まさに課題であると感じていた部分でもあるので、是非こういった流れに取り組んでいきたいところです。

一方で「実際に現場で実践していこう!」という所まで理解が至っていないというのが現状です。
ユーザーストーリーマッピング、プラグマティックペルソナ、UIプロトタイプなど、それぞれの手法はもちろん、背景にある考え方などは理解できましたが
実際の現状のプロジェクト、プロダクトでは、どう活かしていくべきなのか。。。
全部大事な事だとはわかっていつつも、色々な事情を考えて、実践できない理由を探してしまっている自分がいます。

悩んでいてもしょうがないので、まず「やってみる」戦法が大事なのかもしれませんね。シャドーボクシング重要。

また、プロダクトオーナー研修と銘打ちながら、各所にリーンスタートアップの考え方が散りばめられている事も印象に残りました。
一歩引いて考えれば、現代に生きるプロダクトオーナーとしては当然必要とされる考え方だとは思いますが、ここまで散りばめられているのか。と正直ビックリした部分もあります。本、読んでおいて良かったなー。。。

まとめ

非常に有意義な2日間でした。
今後の自分の人生にとっても、間違いなくプラスに働く知識を得ることができました。
そして、もっともっと探求しなければいけない分野が山ほどあるということにも気付かされました。
今後も一歩ずつ精進して参りたいと思います。